[コラム]SEO対策とかいうものについて
SEO対策って何でしょう。
そもそも、対策する必要性があるのでしょうか。
Googleのガイドラインでは、故意に表示順位を操作するようなことをしてはいけないとされています。
Googleで推奨されるウェブコンテンツとは、
- ユーザーの利便性を最優先に考えて作ること
- ユーザーにとって役立つコンテンツであること
- 独自性や、価値、魅力あるコンテンツになっていること
だそうです。当然のことですね。
Googleとしては検索エンジン対策を考えるのではなく、ユーザーにとって役立つ情報の発信を考えてくださいということですね。
そうすれば、Googleとしてもそのウェブサイトを上位表示する利点が生まれます。
ユーザーにとっても、Googleにとっても、Win-Winになり、全員ハッピーな結果になるわけです。
■SEOとmetaタグ
よくSEO対策としてmetaタグの記述がどうのということが言われます。
もちろんmetaタグを記述することに何の異論もありませんし、適切にmetaタグを記述することには賛成です。
ですが、これをすれば順位が上がるという訳ではありません。
そこを勘違いされている方が多いような気がします。
前述したようにGoogleでは、決してmetaタグだけをチェックしているわけではありません。
コンテンツ全体の内容をチェックしているのです。
どれだけmetaタグにヒットさせたいキーワードを列挙しても、検索順位が上位になることはありません。
例えば「ホームページ制作」会社のウェブサイトが、10社あるとしましょう。
10社すべてのウェブサイトで、「ホームページ制作」というキーワードをmetaタグに入れたとします。
(同じサービスを行っているウェブサイトなら、同じキーワードを入れる確率が高いです)
そうなると、どのサイトでも同じキーワードが入っているので、metaタグだけでは判断できません。
つまり、それ以外の部分で順位付けするしかなくなります。
ですからmetaタグにいくらキーワードを埋め込んでも順位が上がらないのです。
では、それ以外の部分とは何でしょうか。
Googleで推奨されるコンテンツであること。
それがとても重要です。
■検索上位表示とウェブサイトの価値
もし仮に、あるキーワードで検索順位1位になったとします。
サイトを訪問するユーザー数は増加すると思われます。
しかしそのウェブサイトのコンテンツが、ユーザーにとって魅力がないものであればすぐに閉じられてしまうことでしょう。
つまり、検索上位表示だけを目的としたのでは、全く意味がないということです。
ウェブサイトの目的は、そのサイトで何らかの売り上げを達成することにあります。
売り上げといっても金銭だけを指しているわけではありません。
例えば、資料請求やお問い合わせの件数かもしれませんし、ブランディングや商品の告知かもしれません。
目的はそのサイトによって様々です。
そのサイトで達成すべき目的を果たすウェブサイトこそ、価値あるサイトと言えます。
検索順位がそれほど上位でなくても、サイトの目的が達成できるとしたら、そのサイトはとても価値あるサイトではないでしょうか。
検索エンジンのための対策をして仮に順位が上がったとしても、デザイン性もなくコンテンツも乏しく、ユーザーにとって魅力のないウェブサイトであるなら全く話になりません。
SEO対策のために時間をかけるのではなく、ユーザーの満足度や目的達成率を上げるための施策を行う方が、どれほど役に立つことでしょう。
ユーザーのことを最優先に考えた魅力あるコンテンツを作っていきたいものです。
2019.9.20
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